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原因は必ずある!「慢性疲労」の治療

一般的に「慢性疲労」や「慢性疲労症候群」は、原因不明とされることが多いですが、
本当にそうでしょうか。

やる気がでない、だるい、頭がぼうっとするなどの症状が続き、集中力や判断力も低下して日常生活にも支障をきたします。またメンタル面でも抑うつ傾向やいらいらなども生じやすくなります。
さらに朝が起きづらくなり、心療内科で「うつ病」の診断を受けてしまう場合も少なくありません。
またやみくもにサプリメントをいくつも飲んでも良くならない場合もかなりあります。

実は、「慢性疲労」の原因は必ずあります。原因がないところに症状はありません。
かつては、私自身も同じ症状で苦しんだ時がありました。
これらの原因を明らかにする医学的なメカニズムや検査は、日本の保険診療では行われていないため、原因不明とされてしまうのです。

「慢性疲労」はいってみれば、心身の“電池切れ”のようなもので、全身のエネルギー産生力が著しく低下した状態によって引き起こされます。

私たちの体は脳も含め、細胞内の「ミトコンドリア」というところでエネルギーを産生し元気に活動できています。
しかし、いくつかの根本的な原因によって私たちの全身のミトコンドリアでのエネルギー産生が阻害されると、活動に必要なエネルギーが不足し、いわば工場の発電が足りずに工場がうまく稼働しないような状態が引き起こされてしまうのです。

従って、当院では頭がぼうっとする、やる気がでない、だるい、などの症状に対して、その方の根本的な原因を明らかにし、その原因に対する治療を行っています。
すなわち、これらの治療によってミトコンドリアのエネルギー産生量が高まり、「慢性疲労」の症状が改善していきます。

あなたの症状の本当の原因を明らかにして、それに必要な適切な治療を行う・・・これが改善への早道です。

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